第6回大会実行委員長 越澤亮(日本大学) 

【ご挨拶】

       このたび,令和8年(2026年)12月19日(土)に,日本アプライドスポーツ科学会第6回大会を開催させていただく運びとなりました。今回の大会は,日本大学経済学部キャンパスにて,対面形式での開催となります。本大会では,講演,シンポジウム,一般研究発表(口頭),大学生研究発表(ポスター)を実施いたします。
       今回の講演では,生体計測の最前線で半世紀にわたり機材開発と研究支援に尽力されてきた白澤厚氏(ミユキ技研顧問/フローティング・ラボ代表)をお招きいたします。『生体計測50年が問いかけるもの:測る側から見た研究の過去・現在・未来』と題しまして,研究を「支え,創ってきた」当事者の視点から,スポーツ科学における測定の本質とこれからの在り方を問い直していただきます。研究者側の視点だけでは見えてこない,本学会だからこそ実現した唯一無二の刺激的な講演をご期待ください。
       シンポジウムでは,『スポーツを通じて地域に向き合う〜政策と実践事例から探る地域・大学・スポーツの新たな関わり方〜』をテーマに掲げます。人口減少や地域財源の縮小が進むなか,スポーツを「するため」だけの取り組みにとどめず,地域の社会課題解決やウェルビーイングの向上に活かしていく動きが広がっています。本シンポジウムでは,北海道小清水町や横浜市竹山団地など各地で大学・NPO・自治体・企業が連携しながら地域に根ざした活動を積み重ねてきた実践事例と,スポーツ政策・社会学の視点からの批判的考察を組み合わせ,スポーツが真に社会や個人に届き,持続可能なものとなるためのリアルなヒントを探ります。波多野圭吾氏(国士舘大学)と藤森茂和氏(神奈川大学)のお二人をパネリストに,平木貴子氏(日本大学)の司会のもと,現場と政策・理論が交差する議論を展開いたします。教員はもちろん,これから地域と関わっていく学生・大学院生にとっても,身近な課題への貢献の仕方を考える機会となれば幸いです。
       研究発表では,正会員の皆様による一般研究発表を口頭形式で,例年盛況を博している大学生による研究発表をポスター形式で実施いたします。次世代のスポーツ科学を担う学生たちの熱意ある発表に対し,皆様からの温かいご助言や活発なご議論を賜れますと幸いです。
      第6回大会が,現場と科学の融合をさらに深め,皆様にとって新たな知見と交流が生まれる有意義な機会となるよう,実行委員会をはじめとした関係者のご協力のもとで準備を進めております。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。